始業式

2016年1月の記事一覧

3学期始業式 1月12日(火)

三学期始業式1月12日(火)

3学期始業式あいさつ

みなさん、明けましておめでとうございます。

 冬休み中は、元気に、良い年を迎えることができましたか。こうして、始業式に、元気なみなさんに会うことができて、校長先生は、とてもうれしいです。

 新しい年が始まりました。これからみなさんに質問をします。考えて、答えてください。

 小学部のみなさん、今年は、平成何年ですか?

 そのとおり、「平成28年」が正解です。

 中学部のみなさん、今年は、西暦二千何年ですか?

 そのとおり、「2016年」が正解です。

 高等部、専攻科のみなさん、今年の干支は、何ですか?

 そのとおり、「申(さる)」が正解です。

 今年は「申年(さるどし)」で、小学部5年生と6年生のみなさんの中で、今年12歳になる人が、申年生まれになりますね。

 ところで、今年の干支の「申」には、どんな意味があるのでしょうか。また、「申」は、「猿」とはどんな関係なのでしょうか。

 実は、干支の十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類)は、その昔、農業に利用され、農作物の生育に関わる暦(「カレンダ-」のこと)としても利用されていたそうです。その九番目(旧暦の7月で秋の初め頃)が「申」で、「草木が十分に伸びきる時期で、実が成熟して香りと味が備わり,固く殻に覆われていく時期」であることから、「のびる」という意味の「申」を使ったようです。

 この「申」の漢字は、本当は「しん」と読み、「雷」の原字で、元々「稲妻」を表した象形文字でした。「稲妻」は、屈折しながら、あちこちの方向に走ることから、「申」を「のびる」という意味や「もうす」という意味で使うようになったのだそうです。「申告」や「申請」という熟語がありますね。また、「かみなり」は、昔、神が鳴らすものとされ、「神鳴り」とも書かれ、「雷」の語源なのですが、「申」の字に示偏(しめすへん・「礻」)をつけると「神」になりますね。

 それでは、「申(さる)」と「猿(さる)」は、まったく関係がないのでしょうか。有力な説としては、干支の十二支を広く庶民にも理解してもらい、昔は字が読めない人も多かったため、分かりやすく、覚えやすくするために、十二支のそれぞれに、動物を割りあてたとする説があり、「申」には「猿」を割りあてたということのようです。今でも、年賀状には猿のイラストや写真が多く使われているので、これには驚きますが、みなさんはどう思いますか。校長先生も「申年と言えば、猿でしょう!」と思っていました。

 また、「猿」は山の賢者とされ、山神の使いとも信じられていましたから、申年生まれの人の特徴として、「器用で、臨機応変(その場の状況に合わせて行動することができる)」とも言われます。申年のみなさんは、どうでしょうか。

 さて、昨年は、全国各地で猛暑となったり、豪雨による自然災害なども多く発生した年でした。申年は、「申(さる)」が「去る」という意味を表し、「悪いことが去る」「病が去る」など、良いことや幸せがやってくる年になるという話があります。今年は、穏やかで災害の少ない平和な一年になるといいですね。

 ところで、「一年の計は元旦にあり」と言います。新しい年、そして、3学期を迎えて、みなさんも頑張ることを決めたり、自分の目標を立てたりしたことと思います。学校は、年度のまとめの時期を迎えます。3学期は授業日数が短いのですが、一日一日をより大切に、悔いを残さないように生活してほしいと思います。そして、年の始めに決めた自分の課題や目標を意識しながら、日々努力を重ねていってください。みなさん一人一人の努力の積み重ねが、百二年目を迎える本校の新たな歴史を創っていくことにつながると思います。今年の干支の「申」のように、みなさんがしっかりと伸びていけるように、先生方で応援していきます。

 3学期も、明るく元気に、そして、今年もみなさんで協力し合いながら、笑顔の多い一年になるように頑張っていきましょう。

 これで、お話しをおわります。