学校紹介

 本校は,仙台市の東南部に位置し,徒歩5分で広瀬川の清流が見られるなど,自然に恵まれた環境です。また,JR・地下鉄の駅や自動車専用道ICからも近く,交通も大変便利です。

 

 明治35年宮城県師範学校附属小学校唖生部として教育を始め,大正3年4月24日,宮城県立盲唖学校として設立して以来の長い歴史と伝統を持ち,聴覚に障害のある幼児・児童・生徒の教育に力を尽くしてきました。

 

 幼稚部・小学部・中学部・高等部・専攻科に至るまでの一貫した教育を行っています。

 

 

 

 

校 章

校章

 校章は昭和25年6月18日当時の教頭佐藤実氏の手によって考案されたものである。


 中央に「宮」の字を配し,これに三本の光茫と三枚の葉を組み合わせたもので,光茫は残存感覚である目の光と希望を,萩の葉は郷土の誇りを,三という数は「知」・「情」・「意」の円満な発達を象徴したものである。


(昭和39年10月宮城県教育委員会発行「教育宮城」140号に所載<校章巡り>より)

校歌

 

 

 

歴 史

本校開校までの歴史の概略

 明治35年に宮城県師範学校附属小学校に唖生部が開設されたことにより,本県での盲聾者に対する教育が始まりましたが,明治39年には廃止されてしまいました。

 その前後には明治36年5月からの東六番丁教会の盲人日曜学校,明治40年4月からの私立東北盲人学校,明治42年3月からの私立仙台唖人学堂など,私立による教育が行われていましたが,大正3年4月に文部大臣の設立許可を受け宮城県立盲唖学校が設立され,同年5月15日に開校式,入学式が行われました。

 その日を記念し,本校では5月15日を開校記念日としております。平成26年には100回目の開校記念日を迎えました。