卒業式

卒業式

【幼稚部 修了式】

お祝いの言葉

 ASさん、RKさん、FUさん、AYさん、KRさん、HNさん、SUさん、幼稚部修了おめでとうございます。

 また、ご家族の皆様、本日はお子様の晴れの門出、誠におめでとうございます。職員一同、心よりお祝い申し上げます。

 今年度はコロナウイルス感染症により、予定変更がありましたが、日々の学習や夏祭り、お店屋さんごっこ、先日のお別れ会などの行事に、八名のみなさんは元気に楽しく取り組みました。みんな、がんばったね。立派でした。大きな拍手を送ります。

 さて、修了するみなさんのよいところは、みんなで優しい気持ちを持って、仲良く活動できる点だと思います。小学生になっても「優しさ」と「仲良し」の気持ちを大切にしてくださいね。小学校へ向けたはじめの一歩、新しいお友達との学校生活は、少しドキドキするけど、みんななら大丈夫です。うまくいくための、おまじないのことばを教えます。おまじないのことばは「ありがとう」です。友だちや学校の先生と一緒に遊んだり勉強した後に、ありがとうと伝えると、すぐに仲良くなれます。優しい気持ちになります。小学生になってもニコニコ笑顔で周りの人に「ありがとう」とお話してみましょう。今日、みんなは証書を受けとった後、お父さんやお母さんに「ありがとう」とお話ししました。みんなも気持ちが温かくなったよね「ありがとう」は大切なおまじないのことばです。ずっと、覚えていてください。

 ご家族の皆様に申し上げます。ご家族の皆様のご支援により、お子様たちは、たくさんのことを経験し学ぶことができました。深く感謝申し上げます。これからもお子様たちが、一人一人の夢に向かい、さらにたくましく、大きく成長されますことを、心より期待しております。

 本日巣立つ八名のみなさんに、幸せがたくさん訪れることを心から願い、お祝いの言葉といたします。

令和三年三月十八日

                宮城県立聴覚支援学校長 三浦 康宏

 

【第73回 小学部卒業式】

 

お祝いの言葉
 日に日に日ざしが増し、青い空にたなびく雲の姿にも、春の訪れを感じる季節となりました。小学部を卒業される四名の皆さん、
ご卒業おめでとうございます。
 また、ご家族の皆様、本日はお子様の晴れの門出、誠におめでとうございます。職員一同、心よりお祝い申し上げます。
 今年度は、コロナウイルス感染症により、楽しみに待っていた学校行事が中止や計画変更がありましたが、皆さんは、毎日、元気に登校し、仲間と助け合いながら、積極的な気持ちで学校生活を楽しむことができました。とてもすばらしい取り組みでした。心よりその頑張りを称えたいと思います。皆さんとても立派でした。
 さて、卒業する皆さんの学校生活は、いつもたくさんの笑顔に満ちていました。先日の小学部の送る会で皆さんは、
希望
 笑顔の花
  咲きほこれ   
     小学部
  と書き記しました。


この書のように、皆さんは学校の中で出会った人たちに、いつもすてきな笑顔を届けてくれました。そんな皆さんには「和顔愛語」ということばがぴったりです。「優しい表情のときには、思いやりいっぱいのことばで話すことができます。」「相手を和ませることばを話すときには、自然とニコニコ笑顔になります。」という二つの意味がこのことばで表現されています。優しさと思いやり、相手を和ませる気持ちと笑顔は、皆さんの宝物です。これからも「和顔愛語」の心を大切にして、新しく始まる中学部の生活の中でも、たくさんの人たちと関わりながら、学校生活を楽しんでください。
 ご家族の皆様に申し上げます。ご家族の皆様のご支援により、お子様たちは、たくさんのことを経験し学ぶことができました。深く感謝申し上げます。これからもお子様たちが、一人一人の夢に向かい、さらにたくましく、大きく成長されることを、心より期待しております。
 本日巣立つ四名の皆さんに、幸せがたくさん訪れることを心から願い、お祝いのことばといたします。
令和三年三月十八日
宮城県立聴覚支援学校長
       三浦 康宏

【第73回 中学部卒業式】

お祝いの言葉 

 日に日に日ざしが増し、青い空にたなびく雲の姿にも、春の訪れを感じる季節となりました。中学部を卒業される六名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

 また、ご家族の皆様、本日はお子様の晴れの門出、誠におめでとうございます。職員一同、心よりお祝い申し上げます。

 今年度はコロナウイルス感染症により、楽しみに待っていた学校行事の中止や計画変更がありましたが、皆さんは、毎日、元気に登校し、仲間と助け合いながら、積極的な気持ちで学校生活を楽しむことができました。とてもすばらしい取り組みでした。心より、その頑張りを称えたいと思います。皆さんとても立派でした。

 中学部の廊下に、生徒会の新しいテーマが掲示されていますね。「無限大の絆」というテーマです。人のつながりの大切さを表現した、とてもすばらしい言葉だと思いました。

 皆さんは、仙台校や小牛田校の幼稚部や小学部で初めて出会いました。そこから、毎日、仲睦まじく学校生活を送りながら、温かい言葉を互いに交わし合い、互いにわかり合いたいという気持ちでコミュニケーションを積み上げてきました。こうした毎日の行動により、一つ一つの「出会い」は、強い「つながり」や「絆」に成長していきました。そして、生徒会のテーマにあるように、この絆はこれからもどこまでも大きく強くなるはずです。高等部に入学しても今までと同じように、「言葉の体温」と「コミュニケーションの熱量」を大切にしながら、新たな出会いを、無限の絆に高めてください。皆さんなら、できるはずです。期待しています。

 ご家族の皆様に申し上げます。ご家族の皆様のご支援により、お子様たちは、たくさんのことを経験し学ぶことができました。深く感謝申し上げます。これからもお子様たちが、一人一人の夢に向かい、さらにたくましく、大きく成長されますことを、心より期待しております。

 本日、中学部を巣立つ六名の皆さんに、これからも幸せがたくさん訪れることを心から願い、お祝いの言葉といたします。

           令和三年三月十八日

                宮城県立聴覚支援学校長 三浦 康宏

【令和2年度 宮城県立聴覚支援学校 高等部第73回 卒業証書授与式 専攻科第69回 修了証書授与式】

式  辞

 

 日に日に日ざしが増し、青い空にたなびく雲の姿にも、春の訪れを感じる季節となりました。

 高等部卒業生七名、専攻科修了生一名の計八名の皆さん、そして、ご家族の皆様、卒業、修了、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。今年度は、誰も予想しなかった、コロナウイルス感染症による臨時休業が年度初めにあり、感染予防のために楽しみにしていた学校行事の中止あるいは計画の大幅な変更がありました。こうした状況でしたが、皆さんは、いつも前向きな気持ちで、学校生活を楽しもうと努力を続けてくれました。卒業、修了にあたり、皆さんのこうした姿勢を心から称えたいと思います。みんな、本当に立派でした。

 さて、皆さん、新たな門出にあたり、高等部三年間専攻科二年間の学校生活の中での三つの「出会い」を、ここで一緒に振り返ってみましょう。

 一つ目の出会いは「人との出会い」ということ。

 入学以来、皆さんはたくさんの人たちとの出会いを積み上げてきました。友との出会い、学校や寄宿舎の先生たちとの出会い、職場実習先の会社の皆さんとの出会い。こうした様々な人との出会いにより、皆さんは、新たな考え方を知り、日々の過ごし方や物事への取り組み方を考え直したり、やり直すための大きなヒントを得ることができたのではないでしょうか。また、気のあった仲間との出会いによって、互いに助け合う心、協力する心を高めることができたのではないでしょうか。さぁ、皆さん十秒だけ、今、一番印象に残っている「人との出会い」を思い起こしてみてください。

 二つ目は「言葉との出会い」ということ。

 皆さんは、毎日の生活の中で、心に響くいろいろな言葉に出会ってきたのではないでしょうか。競技大会や試験などの時に新たに出会った言葉で、勇気ややる気がたくさん芽生えてきたと思います。また、いろいろなことに悩んだ時に、見聞した本や映画などから、問題解決に役立つ言葉を得られたのではないでしょうか。皆さん、この三年間、二年間で出会った言葉の中で、一番印象に残っている言葉は何ですか。さぁ、十秒だけ考えてみましょう。

 三つ目は「経験との出会い」ということ。

 この学校だからこそ出会えた経験もたくさんあったのではないでしょうか。寄宿舎での生活。東北や全国の聴覚支援学校の仲間たちとの競技大会。聴覚障害の先輩たちとの関わり。たくさんの経験と出会いにより、実感できたことがたくさんあったはずです。そして、実感できたからこそ、自分で反省することをたくさん考えるこ

とができたと思います。皆さんの中でこれからも大切にしていきたいと思った経験との出会いは何ですか。

 人、言葉、経験との出会いは、この学校を卒業した後も続きます。しかし、社会人として、新しい出会いを得るためには、自分から積極的に行動する必要があります。自分の心を柔らかくして周りから学ぶ気持ちを謙虚に持つことも必要です。人、言葉、経験との出会いは、本当の自分に出会い、さらに飛躍することにつながります。三つの出会いを大切にして、皆さんが毎日を過ごし、無限の成長を果たすことを心より期待しています。

 保護者の皆様に申し上げます。本日は誠におめでとうございます。また、これまでの本校へのご支援とご協力に厚くお礼申し上げます。この日を迎えるまでには、いろいろな出来事があったことと思いますが、優しい眼でお子様を見守り、その時々に、慈しみ育て上げてこられましたことに対し、心から敬意を表するものであります。お子様は夢と希望に満ちあふれた新しい道に進みます。己の志に向けて、生きるのはお子様たち一人一人です。これからも挑戦を続けるお子様たちを、長い目でその姿を見つめ、励ましていただきますようお願い申し上げます。

 最後になりましたが、ご来賓の皆様には、卒業生たちの晴れの門出を共に祝福していただきますことに、深く感謝申し上げます。今後も、卒業生への一層のご支援をお願いいたしますとともに、本校への変わらぬご指導・ご鞭撻をお願い申し上げます。

 いつも周囲が和やかになる笑顔で学校生活に取り組んできた皆さんに、これからも幸が多く訪れることをお祈りし、式辞といたします。

 

令和3年3月1日

宮城県立聴覚支援学校長 三浦康宏

令和元年度 中学部 第72回卒業式

令和元年度 中学部 第72回卒業式

 

お祝いの言葉

 日に日に、日ざしの暖かさが増し、ここ八本松にも春の訪れを感じる季節となりました。

 中学部を卒業される6名のみなさん、ご卒業おめでとうございます。

 また、ご家族の皆様、本日はお子様の晴れの門出、誠におめでとうございます。職員一同、心からお祝い申し上げます。

 6人は、毎日、元気に登校し、仲睦まじく学校生活を楽しむことができました。とてもすばらしいことでした。心から拍手を送ります。「幸せは友と分け合う」という今までの考えを忘れずに、新しい仲間とともに高校生としての学校生活を楽しんでください。高等部では、新しい教科、新しい先輩との部活動も始まります。みなさんは、そうした体験の中で、中学部までの自分とは異なる自分の姿を発見すると思います。自分の中にひそんでいる中学生までとは違う、新しい自分に出会うことでしょう。そこで、みなさんには、出会った新しい自分を、今までの経験も活かしながら自分の中でしっかり育ててほしいと思います。新しい自分を高めていくことが、人間としての成長となります。自分の可能性を信じながら、一歩一歩、前へ踏み出しましょう。

     

 ご家族の皆様に申し上げます。ご家族の皆様のご支援により、お子様たちは、たくさんのことを経験し学ぶことができました。深く感謝申し上げます。引き続き、お子様たちが、それぞれが新しい環境の中で、さらにたくましく、大きく成長されますことを、切に願い、期待しております。

 本日巣立つ6名のみなさんに、幸せがたくさん訪れることを職員一同で願い、お祝いの言葉といたします。

 

           令和2年3月18日

              宮城県立聴覚支援学校長 三浦康宏

令和元年度 小学部 第72回卒業式

令和元年度 小学部 第72回卒業式

お祝いの言葉

 小学部を卒業される5名のみなさん、ご卒業おめでとうございます。

 また、ご家族の皆様、本日はお子様の晴れの門出、誠におめでとうございます。職員一同、心からお祝い申し上げます。

 5人は、毎日、元気に登校し、仲間と助け合い、学校生活を心から楽しむことができました。また、学部のリーダーとして、運動会や宮ろう祭などの行事をリードしてくれました。その姿はとてもすばらしいものでした。心から拍手を送ります。

 新たに始まる中学校生活でも、小学部のリーダーとして体験したことを活かして、不安な気持ちに負けないで、最初の一歩を勇気を持って踏み出してください。目標に向けた行動の原動力となる「自分を応援する言葉」をたくさん考えることが、勇気につながる思います。みなさんなら、大丈夫です。

 また、小学部を卒業する今日は、家族に感謝する気持ちを照れないでしっかりと伝えましょう。人生の中で、今日のように周りの人から「おめでとう」と言われる時は、日ごろの感謝の気持ちを改めて家族に伝えるよい機会です。家に帰ったら、実践してくださいね。

 ご家族の皆様に申し上げます。ご家族の皆様のご支援により、お子様たちは、たくさんのことを経験し学ぶことができました。深く感謝申し上げます。引き続き、お子様たちが、それぞれが新しい環境の中で、さらにたくましく、大きく成長されますことを、切に願い、期待しております。

 本日巣立つ5名のみなさんに、幸せがたくさん訪れることを職員一同で願い、お祝いの言葉といたします。

 

             令和2年3月18日

               宮城県立聴覚支援学校長 三浦康宏

令和元年度 宮城県立聴覚支援学校 高等部第72回 卒業証書授与式 専攻科第68回 修了証書授与式

令和元年度 宮城県立聴覚支援学校 高等部第72回 卒業証書授与式 専攻科第68回 修了証書授与式が3月2日月曜日に行われました。

式 辞
日に日に日ざしの暖かさが増し、ここ八本松にも春の訪れを感じる季節となりました。
高等部卒業生 11名、専攻科修了生 3名の計14名の皆さん、そして、ご家族の皆様、卒業・修了誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。また、ご多用のところご臨席を賜りましたご来賓の皆様には、卒業生たちの晴れの門出を共に祝福していただきますことに、深く感謝申し上げます。
 先ほど皆さんに証書を授与しながら、皆さんの高等部3年間、専攻科2年間の学校生活の様子を思い起こしました。
「幸せは友と分け合う」の心で、仲間と知恵を出し合い、力を合わせて運動会や宮ろう祭などの学校行事に取り組んだ姿、全聾体などの競技大会に取り組んだ姿は本当に立派でした。先輩の姿は、後輩の模範となり、本校の良き伝統として今後も末永く引き継がれていくことでしょう。宮ろうのよき歴史を書き加えてくれた、14名の皆さん、本当にありがとうございました。
 さて、卒業生の皆さん、 いよいよ4月からは、新たな出会いを積み上げながら、新たな場所での生活が始まります。そしてそうした生活の中で、今までの学校生活とは異なる自分の姿を見つけることでしょう。今まで出会ったことのない自分の姿。江戸時代の末に、新たな日本を作る人々に大きな影響を与えた、吉田松陰は、今まで出会ったことのない自分を未見の我と表現しました。『未見の我(みけんのわれ)』「未(いま)だ、見たことのなかった自分を目指しなさい。心は熱く、一生に一度くらい、本気でやってみなさい。必ず達成します。(自分で自分の)運命を造りなさい。」(吉田松陰)つまり、未見の我というこの言葉には、自分の中にひそんでいるまだ気づかない自分を探そうという意味と、発見した新しい自分をもっと高めるために挑戦を続けようという意味が込められています。
『未見の我』
自分の可能性を表現する言葉です。今日、本校を巣立つ皆さんに送る一つ目の言葉です。
 そして、未見の我に挑戦する皆さんにもう一つの言葉をプレゼントします。それは『言霊』という言葉です。私たちの学校の校長室にも掲示されている言葉です。
『言霊』 
「言葉には力が宿っていて、その言葉を発することで、その言葉通り物事が進み、その言葉が示す結果となる。」卓球の平野美宇選手は試合前、記者たちに向かって「今日は絶対勝ちます」「○○選手を倒して優勝します」と繰り返し口にするそうです。こうした思いが、見事な戦いを導き出し、史上最年少で日本一となりました。東京オリンピックの代表選手にも選ばれました。あるスポーツ新聞では彼女のこうした姿勢を「美宇の言霊戦法」と名付けました。言葉が変われば行動も変わります。行動が変われば出会いも変わります。出会いが変われば運命も変わります。自分の心を勇気づけ、目標に向かった行動の原動力となる言葉をこれからも探し続けてください。
 保護者の皆様に申し上げます。本日は誠におめでとうございます。また、これまでの本校へのご支援とご協力に厚くお礼申し上げます。この日を迎えるまでにはいろいろな出来事があったことと思いますが、優しい眼でお子様を見守り、その時々に、慈しみ育て上げてこられましたことに対し、心から敬意を表するものであります。お子様は夢と希望に満ちあふれた新しい道に進みます。己の志に向けて、生きるのはお子様たち一人一人です。未見の我に挑むのはお子様たち自身です。今後とも長い目でその姿を見つめ、励ましていただきますようお願い申し上げます。
 また、ご来賓の皆様には、本校の教育活動に対し、常に温かく見守り、支えていただいておりますが、今後も、卒業生への一層のご支援をお願いいたしますとともに、本校への変わらぬご指導・ご鞭撻をお願い申し上げます。

 誰かを幸せにするために、さらなる成長を続ける卒業生の皆さん、未見の我と言霊という言葉を抱いてキープ・オン・ゴーイング。あなたたちなら大丈夫です。皆さんに幸が多く訪れることをお祈りし、式辞といたします。
 令和2年3月2日  宮城県立聴覚支援学校長 三浦康宏

平成30年度 小学部・中学部第71回卒業式

小学部・中学部 第71回 卒業式

平成31年3月18日(月)9:20~10:30

式   辞

 ここ八本松にも春の柔らかな日ざしを感ずるよい季節となりました。
 小学部卒業生三名、中学部卒業生十一名の皆さん、ご家族の皆様、ご卒業、誠におめでとうございます。職員一同、心よりお祝い申し上げます。
 また、ご多用のところご臨席を賜りましたご来賓の皆様には、卒業生の晴れの門出を祝福していただきますこと、深く感謝申し上げます。
 さて、小学部卒業の皆さんは六年間、中学部卒業の皆さんは三年間、毎日の学校生活に真剣に取り組み、たくさんの学びを積み上げてきました。また、小学部、中学部のリーダーとして、運動会や宮ろう祭、生徒会活動などで活躍してきました。こうした皆さんの姿は後輩のよいお手本となり、宮ろうの新しい伝統を築いてきたと思います。今日までの、一人一人の努力に大きな拍手を送ります。
 さて、今までの取り組みの中で皆さんは、仲間と助け合い支え合うことを学んできました。「チーム八本松」としての取り組みは本当に立派でした。そこで、皆さんが、更に大きく成長するために、もう一つ心がけてほしいことがあります。それは、自分で考え、自分らしく行動することに、少しずつ慣れてほしいということです。皆さんは大人に近づいています。大人は、自分で考え、自分で決めて、自分らしく生きています。自分が考えたことを、しっかりと周りの人たちに理解してもらいながら、助け合って行動しています。では、どうしたらこうした自分らしい生き方が、できるようになるのでしょうか。そのためには、「絶対にあきらめないで、続けて取り組めることを一つ持つこと。」がよい方法だと思います。自分で考え、自分で決めて行動したことが成功すると喜びが倍になります。四月から、中学生、高校生となる皆さんには、積極的に取り組める好きなことを探し出し、自分らしく行動する習慣を身につけてほしいと思います。
 卒業式を迎えた皆さんに、ぜひ実行してほしいことがもう一つあります。それは、今日の卒業式が終わったら、「ありがとう。」という感謝の気持ちを、きちんと家族や友達などに伝えてほしいということです。いつもは、照れて本当の気持ちを伝えられないと思いますが、感謝の気持ちを自分から自分の応援団の人たちに伝えることは、とても大切なことです。これから皆さんが迎える成人式や結婚式の時も同じですよ。今日のような生活の節目の時には素直な気持ちで、「今日までありがとう。」と伝えましょう。
 保護者の皆様に申し上げます。本日は誠におめでとうございます。これまでの本校へのご支援とご協力に改めてお礼申し上げます。この日を迎えるまでには、いろいろな出来事があったことと思いますが、深い愛情でお子様を見守り、その時々に、慈しみ育て上げてこられましたことに対し、心から敬意を表するものであります。お子様の四月からの新たな学校生活においても、引き続き、長い目でその成長を見つめ、励ましていただきますようお願い申し上げます。
 また、ご来賓の皆様には、今後も卒業生への一層のご支援をお願いいたしますとともに、本校への変わらぬご指導・ご鞭撻をお願い申し上げます。
 卒業生の皆さん、自分の目標や夢の実現のために、これからも、「毎日の小さな努力」を大切にしながら、新しい生活をスタートさせましょう。先生たちは、いつでも、みんなの応援団です。
 皆さんが、ますます、大きく成長されることを祈って、式辞といたします。

     平成31年3月18日
       宮城県立聴覚支援学校長 三浦 康宏