入学式

入学式

令和3年度高等部・専攻科入学式

式 辞

 

今年は 暖かい春が早くから到来し、色とりどりの美しい花々が皆さんの入学を祝うように咲き誇っています。

新入生の皆さん、入学おめでとうございます。

本日、高等部七名、専攻科三名の皆さんは、宮城県立聴覚支援学校の高等部・専攻科の生徒となりました。皆さんは、高等部に入ったら、こんなことをしてみたい、専攻科ではあんなことに挑戦してみたいと、期待で胸を大きくふくらませていることと思います。今日の喜び、抱負や決意など、初心を忘れることなく持ち続け、これからの生活を充実させてほしいと願っています。

 

さて、新入生皆さんには、これからの高等部、専攻科生活の中で、まだ自分が気付いていない「新しい自分」を探してほしいと思っています。どうやって探すのか? それでは「新しい自分に出会う秘訣」を二つお話しします。

 

一つは、「自分を好きになること」です。自分を好きにならなければ、「がんばろう」という前向きなエネルギーはなかなか満ちてきません。短所も含めて、まるごと自分を好きになりましょう。短所は長所です。たとえば、「落ち着きがない」というと短所になりますが、「エネルギーがある」ととらえれば、立派な長所です。「おせっかい」も、見方を変えると「人に関心があり、人とつながりたいという気持ちがある」という長所になります。そうやって、自分のことをプラス思考で受け止められると、友だちのことも、受け入れられるようになります。自分の考え方を変えるだけで、周りの人の良さが見えてきて、今まで気づかなかった見方や考え方を学ぶことができるようになります。

 

もう一つは、結果はすぐに出ないから、「気長に挑戦すること」です。学習内容が複雑になると、すぐには成果が現れないときもあります。部活動でも同じことが言えます。結果ばかり求めてしまうと、「自分は能力がない」「これには向いていない」と、自信を失ったり、すぐにあきらめてしまったりします。

しかし、身に付くかどうかは、粘り強く時間を掛けて取り組めるかどうかに掛かっています。「自分はだめだ」と投げ出すことで、苦しみから逃げてもいけません。始めたことは、そう簡単には止めないことです。

そして、自分で「やってみよう」と決めたことですから、うまくいかなくても人のせいにはできません。周りの大人もアドバイスはできますが、あなた以外の人があなたの代わりに、目標を達成してあげることはできません。成果が出ても出なくても、止めないで、目の前のこと、今自分がすべきことを丁寧にやっていくことです。そこから、努力する喜び、工夫する喜びを知ります。また苦しんだり悩んだりする中で、自分の生きる力を強くすることができます。気が付いたら、自分の夢や目標にちゃんと近づいていますよ。

 

新入生の皆さん、互いに励まし合い、支え合う仲間になってください。そして、「よし、今日も元気!」と、笑顔で前を向いて、毎日を過ごしていきましょう。

 

ご家族の皆様、改めまして本日のご入学を心よりお祝い申し上げます。これまで、本校では社会で活躍する卒業生を多数輩出しております。本校がこれまで培ってきた英知を結集し、お子様の社会参加や自立に向けた教育の推進に、職員一丸となって取り組んでまいります。どうぞ、ご家庭の皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

本日入学した十名一人一人の大いなる成長を願い、私の式辞といたします。

 

   令和三年四月九日

       宮城県立聴覚支援学校長 樋口 美穗

令和3年度小学部・中学部入学式

 

式 辞

今年は 暖かい春が早くからやってきて、色とりどりのきれいな花が 一気に咲きました。今日入学式を迎えた皆さんを、たくさんのきれいな花たちも お祝いしてくれています。 

小学部五名、中学部五名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。今日から皆さんは、聴覚支援学校の小学部と中学部の一年生です。校長先生は、皆さんが入学してくるのを、とても楽しみにして待っていました。たくさんの先生方や上級生のお兄さん、お姉さんも同じ気持ちです。

 

小学部の新入生の皆さん、いよいよ今日から小学生ですね。小学部ではどんな勉強をするのかな。楽しみですね。

これは「小学部運動会」です。力いっぱい運動できるかな。

これは「水遊び・水泳」です。広いプールで遊んだり、泳いだりしますよ。楽しみですね。

 

これは「宮ろう祭」です。おもしろい劇なども行いますよ。

 

それから、先生たちと、教科書を使った勉強もします。言葉をたくさん覚えながら、国語や算数などいろいろな勉強を頑張りましょう。

さて、これから小学部の生活を頑張るために、大切にしてほしいことを三つお話しします。

一つ目は「げんき」です。朝は早起きをして、朝ご飯をしっかり食べてきてください。そして、体をいっぱい動かして運動したり遊んだりしましょう。

二つ目は「なかよし」です。友だちに「一緒に遊ぼう」とお話をして、なかよく遊びましょう。勉強も友だちと一緒に頑張りましょうね。

三つ目は「あいさつ」です。「おはよう」「さようなら」と、友だちや先生に、自分から元気にあいさつをしましょう。

「げんき」「なかよし」「あいさつ」を毎日頑張っていると、みんなの心と体がぐんぐん大きくなっていきますよ。どれだけ大きくなるか、とても楽しみにしています。

 

次に、中学部の新入生の皆さん、皆さんは今日から中学生になりました。

 中学部では、これまでと違って、教科ごとに先生が代わったり部活動が始まったりします。楽しみですね。

 皆さんには、優しくたくましい中学生になってほしいと思っています。そのために大事なことを二つお話しします。

 一つ目は、「チャレンジ」です。新しい勉強もたくさんあるし、部活動もあります。学校以外の生活の中でも、いろいろなことに出会います。「どうしようかな」と思ったら、まず、やってみましょう。いろいろなことにチャレンジする中で、自分が一生懸命になれる好きなことを見つけてくださいね。

 二つ目は、「思いやり」です。中学部では、これまでよりもたくさんの人と関わることになります。誰かと一緒に活動するときに、自分のことだけ考えるのでなく、相手のことも、優しい気持ちで考えて 行動できるようになってほしいと思います。

 

 ご家族の皆様、改めまして、お子様の入学を心よりお祝い申し上げます。

 小学生、中学生の時期は、人としての基礎を作る大切な時期です。「確かな学び」「豊かな心」「たくましい体」をこの時期にしっかりと育むために、職員一同、力を合わせてお子様の教育に努めてまいります。今後も、ご家庭と学校とが、それぞれの役割を果たし、共に手を携えて、お子様の健やかな成長を支援して参りたいと思いますので、学校へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 

 

 本日入学いたしました九名の児童生徒が、健やかに成長していくことを願いまして、私の式辞といたします。

 

  令和三年四月九日

      宮城県立聴覚支援学校長 樋口 美穗

令和2年度幼稚部入学式

令和2年度幼稚部入学式

令和2年6月2日

式   辞

 幼稚部五名の新入生の皆さん、そして、ご家族の皆様、ご入学、誠におめでとうございます。

 聴覚支援学校の先輩、先生たちは、みなさんの入学をずっと待っていましたよ。

 幼稚部の生活は楽しいことがいっぱいです。友だちと助け合う気持ちを大切にしながら学校生活を送っていきましょう。

 そして、毎日、笑顔いっぱいで学校生活をたのしみましょう。みんなのニコニコは、お友だちやお父さん、お母さんに、元気と勇気をプレゼントすることができます。笑顔はとても大切ですよ。

 ご家族の皆様、改めまして本日のご入学を心からお祝い申し上げます。コロナウイルスが人の生活に大きな影響を与える今の時代ですが、先ほど入学したお子様方が、「人のつながり」と「笑顔」に満ちた学校生活が過ごせるようコロナウイルスへの対応もしっかり行いながら、本校で責任をもってお預かりします。笑顔と安心感を基本としたコミュニケーションを大切にしながら、職員一丸となって教育活動に取り組んで参ります。どうぞご家庭の皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

 入学した5名の新入生の更なる成長を願い、以上、式辞といたします。

 

 令和2年6月2日

        宮城県立聴覚支援学校長 三浦 康宏

令和2年度小学部・中学部入学式

令和2年度小学部・中学部入学式

令和2年6月2日

 

 

 

 

 

 

式   辞

 皆さんの入学を祝うように、ケヤキなどの木々も鮮やかな緑になりました。清々しい気持ちですね。

 コロナウイルスの感染予防のため、学校がずっとお休みだったので入学式も今日になってしまいました。また、このようにお客様を招かない入学式となりました。いつもの入学式とは違う形ですが、聴覚支援学校の先輩、家族のみなさん、そして先生たちは、みなさんの入学をお祝いする気持ちでいっぱいです。小学部2名、中学部5名の新入生の皆さん、そして、ご家族の皆様、ご入学、誠におめでとうございます。

 さて、今、私たちの世界はコロナウイルスと戦う毎日です。こうした大変な時期に学校生活をスタートさせるみなさんに、大切にしてほしいことが二つあります。「人のつながり」と「笑顔」ということです。

 みなさんは、学校がお休みの間、とてもさみしかったのではないでしょうか。一人だけで勉強することはつまらなかったのではないでしょうか。互いに励まし合う、助け合う仲間の大切さを強く感じたと思います。感染予防のためのルールをしっかり守りながら、みんなで人のつながりを大切にして学校生活を送っていきましょう。

 また、毎日の生活の中で、ウイルスに対する不安な気持ちをふと抱くときもあると思います。そうしたときには、鏡の前で笑顔を作ってみましょう。きっとその日はいいことがおきるはずです。恵まれない子を愛し続けたマザー・テレサは、「笑顔は愛の始まりです。いつもお互いに笑顔で会いましょう」と述べています。健康に生活するためには一人一人の笑顔が大切ですよ。友だちや家族、そして先生たちと笑い合えば、元気と勇気をお互いにプレゼントすることができ、きっとうれしい気持ちになります。笑顔いっぱいで学校生活をスタートさせましょう。 

 ご家族の皆様、改めまして本日のご入学を心からお祝い申し上げます。コロナウイルスが人の生活に大きな影響を与える今の時代ですが、先ほど入学したお子様方が、「人のつながり」と「笑顔」に満ちた学校生活が過ごせるようコロナウイルスへの対応もしっかり行いながら、本校で責任をもってお預かりします。笑顔と安心感を基本としたコミュニケーションを大切にしながら、職員一丸となって教育活動に取り組んで参ります。どうぞご家庭の皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

 入学した7名の新入生の更なる成長を願い、以上、式辞といたします。

 

 令和2年6月2日

        宮城県立聴覚支援学校長 三浦 康宏

 

令和2年度高専部入学式

令和2年度高専部入学式

令和2年6月2日

式   辞

 皆さんの入学を祝うように、ケヤキなどの木々も鮮やかな緑になりました。清々しい気持ちですね。

 コロナウイルスの感染予防のため、学校がずっとお休みだったので入学式も今日になってしまいました。また、このようにお客様を招かない入学式となりました。いつもの入学式とは違う形ですが、聴覚支援学校の先輩、家族のみなさん、そして先生たちは、みなさんの入学をお祝いする気持ちでいっぱいです。高等部9名、専攻科2名の新入生の皆さん、そして、ご家族の皆様、ご入学、誠におめでとうございます。今日の入学の喜び、初心を忘れることなく持ち続け、充実感や成就感をもって学校生活を過ごし、卒業、修了することを願っています。

 さて、今、私たちの世界はコロナウイルスと戦う毎日です。こうした大変な時期に学校生活をスタートさせるみなさんに、大切にしてほしいことが三つあります。「人のつながり」と「笑顔」と「強いレジリエンス」ということです。

 みなさんは、学校がお休みの間、とてもさみしかったのではないでしょうか。一人だけで勉強することはつまらなかったのではないでしょうか。互いに励まし合う、助け合う仲間の大切さを強く感じたと思います。感染予防のためのルールをしっかり守りながら、みんなで人のつながりを大切にして学校生活を送っていきましょう。

 また、毎日の生活の中で、ウイルスに対する不安な気持ちをふと抱くときもあると思います。そうしたときには、鏡の前で笑顔を作ってみましょう。きっとその日はいいことがおきるはずです。恵まれない子を愛し続けたマザー・テレサは、「笑顔は愛の始まりです。いつもお互いに笑顔で会いましょう」と述べています。健康に生活するためには一人一人の笑顔が大切です。笑顔いっぱいで学校生活をスタートさせましょう。

三つ目です。今のように、困難な状況の中でもそのことをしっかりと受け止め、困難を解決するために、前向きな考えを持ちながら行動することを「レジリエンス」と表現します。精神的回復力と訳されます。これから始まるみなさんの高等部や専攻科の生活でも、様々な形で困難なこと、気持ちが落ち込むことが、何回かおきるかもしれません。そうしたときでも、みなさんには前向きな言動をとってほしいと思います。強いレジリエンスをもって前向きな行動をぜひとってください。

 ご家族の皆様、改めまして本日のご入学を心からお祝い申し上げます。コロナウイルスが人の生活に大きな影響を与える今の時代ですが、先ほど入学したお子様方が、「人のつながり」と「笑顔」に満ちた学校生活が過ごせるようコロナウイルスへの対応もしっかり行いながら、本校で責任をもってお預かりします。笑顔と安心感を基本としたコミュニケーションを大切にしながら、職員一丸となって教育活動に取り組んで参ります。どうぞご家庭の皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

 入学した11名の新入生の更なる成長を願い、以上、式辞といたします。

 

 令和2年6月2日

        宮城県立聴覚支援学校長 三浦 康宏

 

平成31年度高専部入学式

平成31年度高専部入学式

平成31年4月9日

 

桜色や黄色の彩り豊かな花が、皆さんの入学を祝うように咲き始めています。春の到来です。新入生の皆さん、そして、ご家族の皆様、ご入学おめでとうございます。
 また、ご多用の中、ご臨席を賜りましたご来賓の皆様と共に、高等部・専攻科入学式を挙行できますことは、誠に喜ばしく深く感謝申し上げます。
 先ほど、担任の先生の呼名に元気よく応じた、高等部十三名、専攻科一名の皆さんは、宮城県立聴覚支援学校高等部・専攻科の生徒となりました。新入生の皆さんは、入学の日を心待ちにして、高等部に入ったら、こんなことをしてみたい、専攻科では、あんなことに挑戦したい、と期待で胸を大きくふくらませていることでしょう。今日の喜び、初心を忘れることなく持ち続け、充実感や成就感をもって卒業、修了することを願っています。
 さて、これから始まる高等部や専攻科の時間は「自分の夢をかなえる」時間です。そこで、夢をかなえるために、皆さんに心がけてほしいことを三つお話しします。
 新たなスタートラインに立つ皆さんには、まず、「自分の夢をもう一度考え、努力を積み上げる決意を持ってほしい」と思います。目標がないと、毎日の努力しようとの気持ちも生まれません。努力する人は夢があるから、希望を語りますが、怠ける人は不満だけを語ります。夢をかなえるという目標があるから、がんばることができるのです。新しい生活が始まる今、自分の夢が何であるか、もう一度考えましょう。
 二つ目は、「夢をかなえるための方法や計画を具体的に考えてほしい」ということです。夢を実現するために、この学年では何に取り組むのか、この学期では何を行うのか、今日は何をするのかなど、具体的な計画を立てて、それを実行してほしいと思います。真心を込めて実行してほしいと思います。真心がある行動は、いつか大きなプレゼントをみんなに届けてくれます。
 三つ目は、「失敗を恐れずに挑戦してほしい」ということです。私たちの学校にも二回訪問いただいたヘレン・ケラーさんは「今日の失敗は考えず、明日来るかもしれない成功を考えましょう」と述べています。ピンチの周りにはチャンスもたくさんあるはずです。また、失敗から学ぶこともたくさんあるはずです。努力を続ける中での失敗を怖がらないようにしてください。
 在校生の皆さんにもお話します。今日、十四名の新一年生は夢と希望をもって本校に入学しました。皆さんは今日から先輩です。上級生として新入生を導き、学校全体の良き手本となって、新しい聴覚支援学校の伝統を今年も積み上げていきましょう。
 ご家族の皆様、改めまして本日のご入学を心からお祝い申し上げます。先ほど入学したお子様方は、本校で責任をもってお預かりします。本校は今年度、笑顔と安心感に満ちたコミュニケーションを基礎としながら、「日本語」「学力」「自己実現と社会性」「心と体の健康」の四つを柱とした学校作りを目指しております。お子様の社会参加や自立に向けた教育のために、職員一丸となって取り組んで参ります。どうぞご家庭の皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
 最後になりましたが、ご臨席を賜りましたご来賓の皆様には、今後とも次代を担う生徒たちのために、より一層のご理解と、それぞれのお立場からのご支援をいただければ幸いに存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 入学した十四名の新入生一人一人の大いなる成長を願い、式辞といたします。
 
 平成三十一年四月九日
        宮城県立聴覚支援学校長 三浦康宏

 

 

幼稚部 入学式

幼稚部入学式

4月9日(火曜日)に幼稚部では、入学する可愛らしい

2名を幼稚部の庭の桜の花が迎えるかのように、入学式

が行われました。

平成31年度小学部・中学部入学式

4月9日火曜日

 桜やチューリップなど、様々な彩りの花が咲く春がやってきました。今日から、いよいよ新しい学校生活がスタートします。きれいな花も、皆さんをお祝いしています。
 小学部二名、中学部四名の新入生の皆さん、そして、ご家族の皆様、ご入学おめでとうございます。今日から、新入生のみなさんは聴覚支援学校の小学部と中学部の新一年生です。
皆さんが入学してくるのをみんな、心待ちにしていました。
 また、本日、小学部・中学部の児童生徒の入学式を行うに当たり、ご多用の中、ご臨席を賜りましたご来賓の皆様には、新入生の入学を祝福していただきますこと、深く感謝申し上げます。
 小学部の新入生の皆さん、小学部ではどんな勉強をするのかな?
これから紹介します。
これは「体育」の勉強の写真です。楽しく運動できるかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは外国の先生との「英語」の勉強の写真です。たくさんの話しができるかな。

 

これは八本松小学校のみなさんとのおまつりの写真です。なかよしになれるかな。

 

先生たちと教科書を使って、言葉をしっかり覚えながら、国語や算数などいろいろな勉強をがんばりましょう。
 さて、小学部では「こころとからだをおおきくする」ことにとりくみましょう。
おおきくするためのよっつのほうほうをおはなしします。
 ひとつめは「げんきにあいさつをすること」です。
 「おはよう」「さようなら」と、ともだちやかぞく、せんせいに、じぶんから、あいさつをしましょう。
 ふたつめは「ともだちとなかよくあそぶこと」です。
 いっしょにあそぼうとおはなしして、にこにこえがおで、ともだちと、たくさんあそんでください。
 みっつめは「あさごはんをたべてくること」です。
 ねぼうすると、あさごはんはたべられません。はやおきして、げんきになるために、あさごはんをしっかりと、たべてきてください。
 よっつめは「わからないことがあったら、しつもんすること」です。
 べんんきょうのときに、「はい、わかりました」というだけでなく、
わからなかったときには、「もういっかい、おはなししてください」とおねがいしたり、たくさん、しつもんしてください。わからないことを、そのままにしていては、いけません。
 ろくねんかんで、みんながどのくらいおおきくなるのか、こうちょうせんせいは、とてもたのしみにしています。さぁ、きょうから、しょうがくせいとしてすたーとです。
 次に、中学部の新入生の皆さん、皆さんは今日から中学生です。中学部の三年間は「夢に近づく時間」です。
そのために、三つのことを大切にしてください。
 一つ目は「いろいろな人と関わることで、自分の良さを知ろう」ということです。中学部では教科ごとに先生が代わったり、たくさんの先輩たちと部活動を行うなど、たくさんの人との関わりがあります。
いろいろな関わりの中で、自分の行動や考え方の良さをしっかり、感じてください。みんなが、少しずつ違うことを理解しながら、自分の良さを探していきましょう。
 二つ目は「自分の夢を実現するために、必要な学びを積み上げよう」ということです。努力がないと、夢は実現できません。夢をかなえるために、必要な勉強は何なのか、自分で考えて、少しずつ、学びを積み上げてください。
 三つ目は「みんなと行動する時には、自分の役目をしっかりと責任を持って果たそう」ということです。中学生になると自分たちで取り組み方を考える機会が増えます。学校全体の生徒会などで活動する時間も増えます。いろいろな場面で、自分の役目をしっかりと果たして、輝く人になってください。
  「自分を知る」「学びを積み上げる」「責任を持って行動する」の三つが、自分の夢に近づく、これからの時間に大切にしてほしいことです。
 ご家族の皆様、改めまして、お子様の入学を心よりお祝い申し上げます。本日から、聴覚支援学校の大切な児童生徒として、責任をもってお預かりいたします。
皆様とともに、職員一同、力を合わせて、お子様の成長を支援しながら、教育に当たって参ります。本校は今年度、笑顔と安心感に満ちたコミュニケーションを基礎としながら、「日本語」「学力」「自己実現と社会性」「心と体の健康」の四つを柱とした学校作りを目指して参ります。人としての基礎を作る小学部中学部の時間を大切に過ごしていくために、学校とご家庭がそれぞれの役割を果たし、共に手を携えて参りたいと思います。学校へのご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。
 最後になりますが、本日ご臨席のご来賓の皆様には、今後も本校の子どもたちのために、あたたかいご支援を賜りますようお願い申し上げます。本日入学しました十名の子どもたちが、健やかに成長することを願い、式辞といたします。

平成29年度 高等部専攻科入学式 4月11日(月)

  

 

 式   辞

 あたたかな春の日射しを受けて、校庭の桜が、皆さんの入学を祝うように咲き誇っています。まさに、春の到来に躍動を感じる季節です。新入生の皆さん、そして、ご家族の皆様、入学おめでとうございます。

 この佳き日に、ご来賓の皆様のご臨席を賜り、高等部・専攻科入学式を挙行できますことは誠にありがたく、厚くお礼申し上げます。

 先ほど、担任の先生の呼名に元気よく応じた、高等部11名、専攻科1名の皆さんは、宮城県立聴覚支援学校高等部・専攻科の生徒となりました。新入生の皆さんは、入学の日を心待ちにして、高等部に入ったら、こんなことをしてみたい、専攻科では、あんなことに挑戦したい、と夢を大きくふくらませていることでしょう。今日から新たな高等部・専攻科生活が始まりました。今日の喜び、抱負や決意など、初心を忘れることなくもち続け、三年後あるいは二年後には充実感や成就感をもって卒業、修了することを願っています。

 皆さんが入学した高等部や専攻科は、本校に設置された専門学科です。知識だけでなく、技術を伴う高い専門性を身に付けるための学科です。これから三年間あるいは二年間の中で、将来への夢や高い志を育み、その実現に向かって努力する皆さんを職員一同力を合わせて、支援していきたいと考えます。

 さて、入学にあたり、高等部・専攻科生活で皆さんに大切にしてほしいことがあります。それは、主体性です。高等部・専攻科では、生徒が中心になって様々な活動を進めていきます。その活動を進めていくときに必要なのが主体性です。また、活動を進めていくときに同様に求められるのが、主体的に学習する姿勢、主体的に運動する姿勢です。高等部・専攻科では、学習する教科や科目が増え、内容も専門的になります。学習する内容が増えることで不安もあるでしょう。しかし、自ら学習する姿勢、自分で考えて判断する主体性をもっていれば、その不安は期待に変わります。生活の主体性とともに、学習においても主体性が必要なのです。皆さんには、自ら進んで学習する姿勢、自ら進んで運動する姿勢をもってほしいと思います。主体性は、次の三つのことで身に付けることができると考えます。

 まず、一つ目は、「考える力をつけること」です。主体性をもって行動するために必要なことは考える力です。高等部・専攻科では、自分なりの考えをもち、他の人と伝え合い、さらに自分の考えを深める活動を大事にしています。自分の考えは、根拠に基づいていることが必要ですが、私たちの身のまわりで起きることは正解が一つではありません。勉強も同様です。疑問をもち、どうしたら答えを導き出すことができるか、自分の頭で考えることが大事なのです。情報や物事を何も考えずに鵜呑みにすることなく、自分の頭で、正しい方法で考えることを大切にしてください。そして、自分で考えたことを仲間と伝え合い、支え合い、学び合ってください。そのときに、考えがさらに高められ、深められていくと思います。

 二つ目は、「健康な身体をつくること」です。勉強をするにもスポーツをするにも、必要なのは集中力です。そして、長い時間、勉強を続けるために必要なのは、がまんできる力、すなわち忍耐力です。この集中力や忍耐力は健康な身体がなければつけられません。心と体の二つが健康であることが大事です。集中力や忍耐力をつけるには日々の積み重ねが必要で、一朝一夕にできることではありません。継続し、日々努力したことが最終的に、困難なことを乗り越えられる心と体をつくると考えます。

 三つ目は、「人をいたわる気持ちをもつこと」です。高等部・専攻科の時期に、身体の成長と共に育てていかなければならないのは心の成長です。皆さんが成長を遂げるときには、周りにいる仲間、先生方、ご家族、地域の方々など、様々な人の支えがあるのです。その関わりをもつ方々の気持ちを考えられる人になってほしいのです。そして、感謝する気持ち、人をいたわる気持ちを大切にしていってください。

 「志あるところ道あり」という言葉があります。意志があるところに道は開けていくということです。「志」という漢字の「心」の上にある横の線は、出発する線を示しています。その上はその出発する横線から一歩踏み出す「足」の形を表しています。このことから「心」の向かうところ、「こころざし」という意味になります。皆さんの進む道、望む道は、皆さんの「こころざし」、思う気持ち、意志からつくられることになります。ぜひ、意志をもち、これからの高等部・専攻科の生活を送っていってください。その時、皆さんの道は必ず開かれます。

 在校生の皆さんにもお話します。新1年生は夢と希望をもって本校に入学しました。今年度、聴覚支援学校は創立103年目となりますが、先輩方が築いてきた伝統を基にしながら、上級生として新入生を導き、また小学部や中学部の児童生徒の良き手本となって、新しい聴覚支援学校の歴史を、一つずつ、つくっていきましょう。

 ご家族の皆様、改めまして本日のご入学を心からお祝い申し上げます。先ほど入学した十二名のお子様は、本校で責任をもってお預かりします。本校は県内で唯一の聴覚支援学校です。社会で活躍する卒業生も多数輩出してきました。本校がこれまで培った英知を結集し、お子様の社会参加や自立に向けた教育の推進に、職員一丸となって取り組んで参ります。どうぞご家庭の皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

 最後になりましたが、ご臨席を賜りましたご来賓の皆様には、今後とも次代を担う生徒たちのために、より一層のご理解と、それぞれのお立場からのご支援をいただければ幸いに存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 ご臨席の皆様のますますのご健勝とご発展をご祈念申しあげ、また、入学した十二名の新入生一人一人の大いなる成長を願い、式辞といたします。

平成29年4月11日

宮城県立聴覚支援学校長 鳩原 潤