令和元年度 中学部 第72回卒業式
令和元年度 中学部 第72回卒業式
お祝いの言葉
日に日に、日ざしの暖かさが増し、ここ八本松にも春の訪れを感じる季節となりました。
中学部を卒業される6名のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
また、ご家族の皆様、本日はお子様の晴れの門出、誠におめでとうございます。職員一同、心からお祝い申し上げます。
6人は、毎日、元気に登校し、仲睦まじく学校生活を楽しむことができました。とてもすばらしいことでした。心から拍手を送ります。「幸せは友と分け合う」という今までの考えを忘れずに、新しい仲間とともに高校生としての学校生活を楽しんでください。高等部では、新しい教科、新しい先輩との部活動も始まります。みなさんは、そうした体験の中で、中学部までの自分とは異なる自分の姿を発見すると思います。自分の中にひそんでいる中学生までとは違う、新しい自分に出会うことでしょう。そこで、みなさんには、出会った新しい自分を、今までの経験も活かしながら自分の中でしっかり育ててほしいと思います。新しい自分を高めていくことが、人間としての成長となります。自分の可能性を信じながら、一歩一歩、前へ踏み出しましょう。
ご家族の皆様に申し上げます。ご家族の皆様のご支援により、お子様たちは、たくさんのことを経験し学ぶことができました。深く感謝申し上げます。引き続き、お子様たちが、それぞれが新しい環境の中で、さらにたくましく、大きく成長されますことを、切に願い、期待しております。
本日巣立つ6名のみなさんに、幸せがたくさん訪れることを職員一同で願い、お祝いの言葉といたします。
令和2年3月18日
宮城県立聴覚支援学校長 三浦康宏